折々の雑感 10 5月 2020 新型コロナウィルス蔓延は易性革命なのか? 古代中国において、孟子が提唱した易性革命という政治思想があります。 これは、どんなものかというと、国は、天に代わって王が治めているが、王が徳を失ったときに、天が見切りをつけ、王の姓を易(か)え、革命(天命を革める)が起きるという理論のことをいいます。 この新型コロナウィルス感染蔓延は、天が見切りをつ… 続きを読む
折々の雑感 28 12月 2019 その人に花がないのは、花を感じるような生き方をしていないからだ。 仕事柄、いろいろな会社に訪問しますが、受付に花があったりするような会社は少ないです。 工場も、事務所も、花を生けたら美しい。 また、それと同時に、自らが花となり、希望や明るさなど、よいインパクトを周りに与えられることも大事だと思います。 元プロ野球の監督であった野村克也氏は、ON(王・長嶋)はひまわ… 続きを読む
折々の雑感 5 6月 2019 だから自分から話す。本当の思いを その人の声が聞きたい。その人の思いが聞きたい。ありきたりでない言葉を。 心からのぞむ思いを。 だから自分から話す。本当の思いを。… 続きを読む
折々の雑感 12 5月 2019 根を張って、ここで暮らしていく、ここで生きていけばいい。 「主戦場」という映画を見た。 慰安婦問題を扱った映画だが、今の日本の問題やその実態をも扱っている。 その根本には、今に始まった問題でもないことがわかった。かなり深刻な問題。 やはり、国とはダイレクトにつながるのではなく、中間共同体につながって、その影響を軽減しなければならないと思った。 中間共同体と… 続きを読む
折々の雑感 11 5月 2019 恥ずかしい仕事、みっともない仕事はできないと、胸を張って言えるだろうか。 哲学者の鷲田清一氏は、『おとなの背中』という本の中でこんなことを述べている。 民俗学者の宮本常一氏が、石積み職人についてこんなことを語ったという。 あとから来たものが他の家の田の石垣をつくとき、やっぱり粗末なことはできないものである。まえに仕事に着たものがザツな仕事をしておくと、こちらもついザツな仕… 続きを読む
折々の雑感 5 5月 2019 花は花のタイミングで咲き、人はその人の都合で行動する 時節感当(じせつかんとう)とは、世阿弥(ぜあみ)が残した言葉。 時節感当とは、その瞬間、その時、その季節には、絶妙のタイミングがあり、そのタイミングを感じて、そのタイミングを計ること。 タイミングは、逃さないことばかりではなく、じっと待つこと、 自分ではいかんともしがたい時宜を得なければならないこと… 続きを読む