花は花のタイミングで咲き、人はその人の都合で行動する

時節感当(じせつかんとう)とは、世阿弥(ぜあみ)が残した言葉。

時節感当とは、その瞬間、その時、その季節には、絶妙のタイミングがあり、そのタイミングを感じて、そのタイミングを計ること。

タイミングは、逃さないことばかりではなく、じっと待つこと、 自分ではいかんともしがたい時宜を得なければならないこともある。

タイミングは、それぞれ。

花は花のタイミングで咲き、人はその人の都合で行動する。
その時節を感じるところに、一期一会がある。

そんなタイミングだけでなく、
自分はいるべき場所にいるのか?

いるべき時に、いるべき場所にいる。
これも含めて、時節感当を考えたい。